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これは，今井さんの本。



東進のＣＭでも言ってる通り，一番カンタンに英語の力をつける方法は「音読」なのだ。

要点は，意味のわかっている英文を音読することだ。

だから，最も良い教材は，学校で解説もしてもらって，定期考査の勉強もして意味がよくわかっている学校の教科書だ。

今井さんの本にも書かれているが，自分の受験する大学に発音の試験がないからといって，発音の勉強をしない人がいる。

そういう人は，自らレベルが低い人間になる宣言をしているようなもの。

ちゃんと読めて，書けて，話せて，聞けてという４技能が英語の力だという点を押さえておきたい。

ホント，気をつけて欲しいのだが，日本の英語の教師のほとんどが発音めちゃくちゃ下手くそだ。

だから，発音を重視した指導などするはずもなく，ネイティブみたいに話せなくても大丈夫などと，自分に言い訳するように生徒にも言っているのだ。

学校の教科書を正しく音読することを繰り返すだけで，自然に英語の力はついていく。

これは真実なのに，どういうわけか実践する生徒が少ない。

たとえば私は中学のときからネイティブの先生がやってる英会話の塾で音読をいつもやっていたので，それこそ自然に英語ができるようになっていった。
昔だからカセットテープを何回も文字通り擦り切れるほど聞いて，そのように発音して非常に多くの文を暗唱していたのだ。

自分の体験もそうだし，理屈を考えても音読なしに英語の力がつくはずがないのだ。

悪いことは言わないから，とにかく音読を毎日繰り返すことをおススメしておく。


ちなみに，昨日やってた東大王の問題の中で，英語の発音記号を読んで答えるものがあった。
私などはいつも発音記号を見て発音を確認しているのでスラスラ読めるし，優勝した東大生も一瞬で答を言っていた。

東大には入らないにしても，まずは，単語を調べる時から，どういう発音なのか調べる習慣をつけるところからはじめましょう。





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