TOP塾長ブログ教育の実態

2017年01月11日 水曜日 教育の実態     ( 塾長ブログ )

これは昨年末の朝日の記事です。

私立高 塾へのPR拍車 入学者の確保へ関係強化
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私立高校の事前相談にメスを入れる・・・つもりが,そこまでメスが入っていない中途半端な感じの記事ですが,それでも世間に対して一定の問題提起はできているでしょう。

そもそも,「朝日新聞の記者です」と名乗って私立高校の担当者に向かって「おたくは事前相談で合格の確約をしてますか?」と聞いたところで,
「はいやってます!」と答える学校はないでしょう。

あらかじめ生徒の振り分けをやっているのですから,建築業界の談合と何ら変わりがないことをしているのですが,それを取り締まるために検察が動いたりするわけもなく,野放し状態なのです。

教育委員会というのがありますが,あれはいつも書くように,学校や教員を守るための互助会です。
私立高校が仲良く談合しているのを取り締まるどころか,監視しているように見せかけて守ってあげているだけですからね。

そういうわけで,ほぼ受験の前に確約されている受験生がほとんどですから,落ちないという安心はあるでしょう。
ですが,逆のパターンで不利益を被っている点を見逃してはいけません。

特進コースと進学コースに分かれている私立高校の場合,ほとんどが特進で受験して,点数が低くても進学コースへの「まわし合格」が確約されているわけです。
ですが,特進コースで確約されている人もいるわけです。
特進コースの定員が40名で,確約が35名いたらどうなりますか?
確約をもらっている人以外で合格できるのはたった5名となります。

確約をもらっていない6番目の人は特進コースでなく進学コースに行くわけです。
ここで問題なのは,確約をもらっていた35番目の人の入試の点数は,おそらく確約なしの6番目の人よりも低いということ。

点数の低い確約者は,点数の高い非確約者よりも優先的に特進合格となるのです。
それっておかしいですよね。
絶対おかしいですよね。
許せませんよね。

でも,こういう結果は世間には絶対に公表されませんから,関係者以外は誰も知りません。

だから,要するに事前相談というのは一見みんなにとって安心な制度のようで,実はたいへん不公平な要素を含んでいるのです。

それも許し難い点ですが,もっと根本的に致命的な問題点は,これを教育者と呼ばれている人がやっている点です。
談合とか隠ぺいとかねつ造とかは,世の中では犯罪とされていることです。
それと似たようなことをやって,合否を決めている人達って,教育者と呼んでいいのですか。


まあ,言っても仕方ないので今の受験生は,少しでも実力をつけて合格をめざしましょう。
やがて,そういう面にもメスが入って,公正な入試ができる日が来るかもしれません。
何十年かかるかわかりませんけど・・・


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