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TOP塾長ブログ学校とは別系統で勉強するということ

2017年03月16日 木曜日 学校とは別系統で勉強するということ     ( 塾長ブログ )

大阪府立高校の発表が明日です。
受験した諸君は結果をメールで知らせてください。
そして,あとで報告に来てください。
17日は12時から15時まで,あるいは18時から21時すぎも可。
18日は朝10時から終日可。
20日も日中だいたい大丈夫。
19日も昼12時から16時くらいは塾にいるつもりです。

その時に,高校からのことについてお話します。

その前に,長文ですが,あらかじめ,今日のブログをよく読んでおいてください。


ウチの塾は,将来を考えて指導しているので,目先の小さなことでなく,大局的な指導をしています。

公立中学生が大阪の公立高校を受ける場合,内申点が入試の点数に加算されるので,定期考査で点数が取れるように指導はします。

ですが,高校生が大学に入るために,定期考査の点数は直接関係がありません。
極端な場合,定期考査は進級ギリギリであっても,入試で点数が取れる実力があれば合格しますし,逆に学校の評定が良くても入試で得点できないと合格しません。

理由はカンタンで,学力が高い人を合格させるのが大学入試だからです。

えっ?高校入試は学力が高い人を合格させるのではないの?と聞こえてきそうですが,
内申点を入れているので,「学校の言うことを聞く,行儀のよい生徒」を合格させるのが高校入試です。

通常の大学入試は,学校の評定が一切関係ないものがほとんどです。
とにかく,入試問題で点数がちゃんと取れるかどうか。
それしか関係ありません。

多くの高校生が,この点をわかっていないのです。
多くの親御さんも無知なのか,この点をわかっていないのです。
学校の定期考査はホントに全くどーでもいいのです。
進級さえできて,高校卒の資格があればよいのです。

頭の悪い人の反論はこうでしょう。
「学校で習う内容が入試でも出るのだから,定期考査で点数を頑張って取るのは悪いことではないはず!」

はい,確かにそうです。
でも,これ,頭が悪い反論です。
ってか,反論になっていないから。

べつに,定期考査でよい点数を取るなと言ってるわけではありません。
取った点数は直接には意味がないと言ってるだけです。

考査の数学で95点取りました。
評定も5が付きそうです。
おめでとうございまちゅ

そう,全くおめでたい話。

考査が終わったらその範囲の復習はせずに,どんどん次の考査の範囲に進みます。
そして,次回の考査範囲もばっちり90点!

その次の考査も良い点数です。
すばらしい!

この繰り返しで高校3年生の夏を迎えます。

今まで,高校の考査で90点以上ばかり。
アタシは数学得意ですーって,ホンマかいな?

模試を受けたら偏差値50ありません。
どうしてかなぁ・・・

あたりまえです。
その学校の定期考査のレベルが低かったという話。
低いレベルの問題で高得点を取って安心して,復習もせずにいたら,そりゃ学力つかない状態で高3の夏になるわ。

こんな反論というか,要望をする人もいます。
「そのレベルの低い考査で点数が取れないので,考査対策して欲しい。」
なるほど。
でも,ウチの塾では,このような人に定期考査対策はしません。
定期考査レベル(しかも低レベル)で点数が取れないのなら,その科目はあなたに向いていないと思います。
典型的なのは,全く理数科目が弱い人。
それを利用して大学入試なんてなかなか難しいです。

もしも,本当に理数系の何かを目指していて,今は出遅れているけど頑張るというのなら,ウチの塾は全面的に応援します。
だからこそ,定期考査対策はなおさらやりません。
つまずいている基礎から徹底してやりなおして,受験に太刀打ちできるようにカリキュラムを組みます。

そう,学校とは全く別系統に指導します。

よいですか。
過去にも書いていますが,学校というのは,いくら進学校と看板をかかげていても,入試のために授業などしていません。
学校は,生徒に高卒の資格を与えるための機関です。
だから,定期考査をするわけです。
大学入試のために定期考査をやる学校は世の中に一つもないのです。
そんなものに合わせて勉強するのではなく,学校と別系統で将来必要な力をたくわえていく生活をするのが,本当に将来につながるのだと心得てください。

長文で,疲れるでしょうが,新高1生は特によく読んでください。
高校は卒業を認定するための機関です。
その証拠に,入学して最初にみんなこのように言われます。
「考査で点数取らないと留年するよ」
必ずこのように脅迫されますよ。
高校の先生は大学入試のために指導するのでは全くないのです。
一部,進学校を標榜するところは,入試に少しは役立つ内容を入れてくれたりします。
これは公立高校ではめったにありません。
私立高校なら,やってくれるところがあるかもです。
ですが,昨今の私立無償化のせいで,私立高校もほとんど公立と同じような指導になってきます。
つまり,教科書の内容をひととおりやればオシマイという授業ばかりです。
そして,過去の範囲の復習や,入試へ向けての演習などは各自でやらないと,学校では系統立ててやってくれないのです。

大学入試で,思うようなところに行きたいのなら,高1の最初からこの点をよくわかっておいてください。

明日,府立高校の合格発表です。

例年だと,「しばらく休んで,また来たくなったら塾においで」と言いますが,今年からそれはやめました。

実は,今春大学に合格したものの,強く後悔している人が複数います。

「もっと早く塾を再開すればよかった」
「高1から塾を続けておくべきだった」

この先輩たちは,大学には合格しましたが,もっと行きたい大学があったのですね。

中学時も来ていた生徒のお母様のアンケート文
    ↓
img1
とにかく早く!とのことです。

さらに深刻な例は,高1から塾に来てくれていても,合格できない人もいたのです。
じゃあ,ウチの塾でもダメじゃん!と言われればそれまでですが,実際,受ければ合格するレベルの大学は山ほどあるのです。
塾に来ていたからこそ,上位の大学にチャレンジできたのだと思います。


進学する高校が決まった直後ですが,ぜひ塾の継続を考えてください。
よろしくお願いします。



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