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最近の生徒はノートをとらない。
いや，とらないというよりとれない？
駿台の米村先生も嘆いておられたのだが，板書ノートをとらないなんて今までいなかったのに，この数年散見されるようになったとか。
駿台でさえこれだから，普通の高校生は授業中にノートをとらないなんてあたりまえの風景なのかもしれない。
で，今日は槻の木高校の先生が来られて，面白いモノを下さった。
槻の木ノート！
とにかくまずはルーズリーフを使わせない。
あれはノートではない。
ちゃんと１科目に１冊，あるいは使い分けて何冊か用意させる。
ノート会社に交渉して安く学校の名前入りのノートを作って，それを入学時に大量に渡すそうだ。
ノートを１冊ちゃんと使い切った経験のある生徒って，ほとんどいないそうだ。
えーっ？？？と思うが，そうかもしれない。
公立中学の一斉授業でノートをとらせると，授業が進まないだろう。
いや，それでなくても進んでいないが。
プリントをノートに貼らせるとかはよくやっているようだ。
ちゃんとノートに自筆で書く機会が多いというのは，それだけで学力がついていきそうなものだ。
いいところに目をつけたと思う。
あとはノートの中身だが，それは各教科の指導者と本人達に頑張ってもらうことだ。
勉強して使い切ったノートが山積みになっていくと，自信にもつながるというものだ。
槻の木高校は公立高校でありながら，生徒の学力向上と充実した学校生活のために様々な工夫を取り入れておられる。
そのチーフの先生がウチの塾も懇意にしていただいていて，今日来られたというわけ。
ウチのような塾での工夫などもいろいろとお話させていただいた。
もうすぐ大阪府下の校区も撤廃になるようだし，パクれるところはどんどんパクっていただいて，高槻にいい公立高校があると評判になってもらいたい。
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