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2014年04月08日 火曜日 高1の最初から大学入試は始まっている。 ( 塾長ブログ )
昨日,高校生になったばかりの生徒が2名,塾に寄ってくれた。 新鮮な気持ちで新しい学校生活に取り組もうとしていてよかったのだが,学校の勉強をくれぐれもしっかりやるように伝えておいた。 高校に入ったばかりだが,実は大学入試はすでに始まっている。 特に,昨日来てくれた生徒は,普通にいくと関関同立には全く合格しないレベルの学校である。 そうすると,大学入試は推薦入試を活用することが必要になってくる。 そのあたりの考え方は微妙にデリケートで難しい。 まず,大学入試に一般入試と推薦入試があることを理解すべし。 そして,推薦入試も2種類あって,公募制推薦と指定校推薦がある。 また,昨今はAO入試という自己推薦のような形の入試もあり,どのような形で大学進学するのか,今から考えておかないといけないのだ。 そう,高1に入った今から。 なぜなら,推薦入試では高1の1学期の成績から入試で使われる評定に関係するからだ。 中学校の内申点は,なんだかんだ言っても中3から急に頑張ってもOKだった。ところが,大学入試は高3の時に気がついても遅い。高1,高2の評定はすでに決定してしまっているのだ。ちょうど,中3の内申点を3学期に挽回しようとするのと同じくらい不可能なのだ。 高校では各教科の先生が5段階で評定をつける。 それを高1の全教科平均したものが高1の評定。 高2も同じ。 高3は1学期までのもの。 これらをさらに平均して推薦入試で使われる評定平均値の平均が出される。 たとえば,上位の大学ならこの値が4.3以上とか,悪くても3.8以上でないと受験資格がない。 そもそも受験できないのだ。 受験資格だけでなく,点数化されて入試の点数そのものにもなる。 書類50点+学力試験200点という推薦入試なら,評定平均値が4.5であれば45点,3.8であれば38点が加算されるというわけ。 試験を受ける前に点数に差がつくのだ。 くれぐれも注意するのは,この平均値はめーっちゃ難しい数学や英語であっても,お気楽な芸術科目でも同等に扱われる点。 中学でも経験したと思うが,主要教科でないからと手を抜くような行儀の悪い者は推薦入試を使う資格がないのである。 だから,高1の1学期から,すべての教科でよい成績をとるように心がけないといけない。 が,しかし,もっと上位の大学を狙う者は,学校の成績なんか関係ない。 一般入試で合格するのが普通なのだから,評定平均値が低くても合格できたりする。 かといって,学校の勉強が低迷していて大学入試もない。 結果的に,一般入試で上位大学に入る生徒は,評定平均値も高いのである。 独断と偏見で目安を書いておく。 北野,茨木・・・好きなようにどーぞ。 千里,春日丘・・・推薦入試は考えず,一般入試で国公立。悪くても関関同立。 三島・槻の木・・・一般入試で関関同立に行きたい。関関同立に推薦入試はない。あってもスポーツで全国レベルでないと無理。 高槻北・・・一般入試で産近甲龍に行けたらいいが,難しいので推薦入試で産近甲龍ねらい。 芥川・・・推薦入試でも産近甲龍が難しいので,推薦入試でその他の大学ねらい。 阿武野・・・推薦入試で,どこか入れてくれそうな大学に行く。 つまり, 三島・槻の木以上の生徒は評定は気にせず,本物の学力を高めて大学に入る。 高槻北以下の生徒は高校の評定を使った推薦入試で大学に入れてもらう。 これが現実。 にほんブログ村 にほんブログ村
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