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TOP塾長ブログ危険区域に住むのは危険

2014年08月24日 日曜日 危険区域に住むのは危険     ( 塾長ブログ )

それにしてもよく降る。
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広島の土石流も依然として不明者が多く,連日その報道がなされているが,どれほどの人が自分のこととして捉えているか。

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これは,六甲山の真砂だ。
見るからに崩れやすそうな上に,この場所は活断層地帯で,断層運動によっても破砕されているから,かなりもろい。
六甲山は昔から土石流による被害が多発している。

日本国中,同じように危険な場所がたくさんあるのだ。
真砂土でなくとも,活断層の近くは崩れやすいし,急傾斜地は基本的にすべて危険だ。
仕事柄(趣味か?)山間部を車で通ることも多いが,こんなところにと思うような場所にも住宅がある。
今回の広島の災害を教訓として,危険地域に住む人が減ればいいと思う。

人間は「自分だけは大丈夫」と都合よく考えてしまう習性があるようだ。

いや,自分だけがそういう急傾斜地に住んでいれば,なんとなくヤバい気もするだろうが,他にも大勢が住んでいるとなれば安心してしまうのである。

勉強の話になるが,勉強せずに学力がつかないままで,上位校に進学できると本気で考えているのだろうか。
かねてから指摘しているように,やりすぎ部活によって勉強の機会を失っている中高生が多いのである。
「自分だけは大丈夫」と考えているのではないか。
「他にも大勢部活している」ので安心しているのではないか。
やがて身にふりかかるどうしようもない事態が目に見えているのに。

すべての部活が悪いと言っているのではない。
ただ,一度入ってしまうと,簡単に辞められないのが難しいところだ。
一度住んでしまえば,なかなか引っ越すのが難しいのと似ている。
だから,危険とわかっているところには最初から住んではいけないのである。
進学に重きをおくなら,3年生の夏すぎまでやる部活には最初から入らないのがよいのである。
生徒の将来を考えないで,自己満足のためにクラブ顧問をやっている教師がたくさんいる。
そいつらはきまってこう言う。
「この部で,勉強もちゃんとやって難関校に行った先輩がいるから,勉強できないわけないです」と。
「勉強できないのは言い訳で,生徒が勉強ちゃんとしないのが悪い」とでも言いたげだ。
こういう論理を言ってしまう時点で本当に頭がイカレている。
教員免許はく奪すべきだろう。
「土石流のあった八木地区に住んでいても,ちゃんと生き残ってる人がいます。だから,こういう場所に住んでいても,大丈夫だ。流されたのは住民がちゃんと逃げなかったのが悪い」とでも言うのか。

そもそも,危険地域に住まないのがよいのである。
で,特に中学生の生徒自身に,その部活が危険かどうか判断できるはずがないではないか。
そこは,親御さんが何としても守ってあげないといけない。
毎年毎年過剰な部活をやっているのなら,地域をあげてその部活に入らない運動をすればいい。
部員が入らなければ犠牲になる生徒はいなくなる。
めでたしめでたし。



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