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2015年01月27日 火曜日 不規則動詞をカンタンに覚える方法 ( 塾長ブログ )
英単語でも漢字でも,覚えるのが苦手だという生徒がいる。 塾長「いつも間違うね」 生徒「何度やっても覚えられないのです」 塾長「ちゃんと書いて覚えてる?」 生徒「はい,何度も書いているのですが・・・」 塾長「何回くらい書いてるの?」 生徒「数え切れないほどです。」 塾長「・・・・・」 とある生徒に,不規則動詞のプリントをさせて,できなかった単語を覚えるために書いたものがこれだ。 ↓ だから覚えられないのですよ。 覚えられるわけがない。 本人はどういうつもりか知らないが,きっと7回か8回書いて,覚えたと思ったら次の単語へすすんでいるのだろう。 だから覚えられないのですよ。 何度も書いたら覚えられると信じて,せっかく書いているのですが,それで覚えられたら奇跡だ。 えっ?みなさんもこうやって覚えた? でも,そうやって覚えたのって,すぐに忘れませんか? もう一度,書いたものをよく見てください。 最初に「吹く」blow blew blown ×8 次に「〜を持ってくる」bring brought brought ×7 「〜を選ぶ」choose chose chosen ×8 というように続けて書いています。 本人は,7回とか8回書いたつもりでしょうが,こんなのそれぞれ1回しか書いていないのです。 その直前に見て覚えたのを1秒後に思い出しても,それは記憶の格納庫に1mmも入っていないのです。 しかも,すぐその上に正しい綴りが書いてあって,それを見ながら書き写しても,単語を覚える作業になっていません。 こどもが花を見ながら花の絵を描いているのと同じで,その形を真似して下に書けばいいのですから,小学生でも同じ作業ができます。 吹くの×8のカタマリは1回書いたのと同じ値打ちしかないのです。 しかも,1回目は,本当は子供の絵と一緒で,形を見て真似ているだけなので,英単語ではありません。 それを記憶して,2回目に書けるかどうかが勝負なのに。 そして,書けても,少し時間が経つと忘れるからもう1度書く。 そして,さらに少し時間が経ったときに,忘れないようにもう1度書く。 そして,さらに忘れないように,時間が経ってからもう1度書く。 そして,それでも忘れたらいけないので,時間が経ってからもう1度書く。 そして,また時間が経ってから,忘れていないか気にしながら書く。 そして,また書く。 そうしないと定着しません。 するはずがありません。 いいですか,ポイントは少し時間を空けて思い出すということをしないと記憶は定着しないということです。 したがって,blow blew blownを1回書いて,次にすることはbring brought brought を書き,続いてchoose chose chosen というように異なる単語を書いていって,最後の単語を書いたら次にblowにもどって書くということをしないとだめなのです。 そして,それを7から8回繰り返し,全部書けるようなら一旦やめて次の勉強をします。 そして,これが重要ですが,翌日か2,3日のうちにもう1度全部書いて確かめるのです。 それで,全部書けても,さらにそれをまた書いて定着させます。 何回も書いて覚えるというのは,そういうことなのです。 それを,覚えられないと嘆いている多くの生徒は実質1回か2回しか書いていないのです。 本当の意味で,何回も書けば誰でも覚えられるのに。 (10回とか20回ではないよ。100とか1000とかが何回もです。) 不規則動詞を習ったら,このように何度も書いて覚えます。 もう1つ,書くときに,音も忘れずに頭の中で発声します。 ぶろう,ぶるー,ぶろうん みたいに。 決してぶロー,ではなく,ぶろう ね。 カンタンでしょ? 参考になりましたか? にほんブログ村 にほんブログ村
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